2024年2月9日(金)「病気・障害と働き方を考える」ワークショップを行いました。
昨年の「ピア・サポートを考える」以降、2回目の現地+オンラインのハイブリッド開催でのワークショップで、講師や参加者との対面でのやりとりは、オンラインのみでは成しえない体験となりました。
参加者の方々からは
・お互いの事情に思いを寄せ全て共感できなくても共存できている社会になるとよいなと感じた。そんなことを考えるきっかけを作っていただいたセミナーだった。
・OriHimeパイロットさんとの会話がすごく楽しかった。離れていてもつながる楽しさを体験できたのがよかった。
・病気があるので働く事に対してマイナスなイメージが多かったが、今日のお話を聞けて明るい気持ちになった。
などの感想をいただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後もこのような機会は定期的に作っていきたいと思います。
ご希望の方には録画の視聴情報をお送りしております。
こちらの問い合わせフォームから「ワークショップ録画視聴希望」のタイトルで申し込みください。
SERLAワークショップ「病気・障害と働き方を考える」
開催日時: 2月9日(金) 19時00分~21時00分
開催場所: 分身ロボットカフェ DAWN ver.β
(東京都中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング 3, 1F)
https://dawn2021.orylab.com/
参加費: 現地参加 3000円(食事・ドリンク付き、人数制限あり), オンライン参加 無料
ワークショップ開催概要
病気を持つということは治療に関する負担だけではなく、日常生活にも大きく影響します。
治療や生活のためには「働く」ということも必要になりますが、病気や障害による様々な制限から、健康な状態と同じような働き方ができないことも多いのが現実です。
難病や障害を持つ方々の就労に関する課題に企業として取り組む2名の演者や、分身ロボットカフェで働くパイロット(遠隔でロボット操作をする難病や障害をもつ方などの外出困難者)との会話を通して、病気や障害を抱えながら働くということはどういうことなのか?よりよく働けるようにするにはどうしたらよいのか?ということをぜひいっしょに考えましょう。
病気や障害を持つ当事者、ご家族や支援者、医療関係者など、興味がある方はどなたでも参加いただけます。人数には制限がありますが、ぜひ現地にお越しいただきカフェの雰囲気を楽しみながらご参加ください。(オンラインの参加でもZOOMウェビナーのチャットやQ&Aを用いて参加できる予定です。)
第1部 講演
「潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)患者さんの就労の課題とGコミュニティの取り組み」
宮﨑 拓郎 (株式会社グッテ代表取締役社長)
「テレワークで働くために必要なこと」
倉持 利恵 (株式会社asokka 代表取締役)
難病や障害を持つ方々の就労に関する課題に企業として取り組む2名の演者にご講演いただきます。
第2部 テーブルディスカッション
テーマ: 「OriHime」のパイロットという働き方
ロボットを遠隔操作して接客する「OriHime」のパイロットという働き方はどのようなものなのでしょうか?現地参加の参加者はテーブルごと(最大32名:4名×8テーブル)にパイロットの方を交えてお話いただきます。
第3部 パネルディスカッション
テーマ: 「病気・障害と働き方を考える」
第1部の講演、第2部のディスカッションを踏まえ、病気や障害を持ちながら働くということについて考えたいと思います。病気や障害を持つ方々がよりよく生活できる未来につながる機会になれば幸いです。