膠原病や関連疾患では病気に対する「診断と治療」という面だけではなく、医療費のことや、仕事のこと、生活面のことなど様々な問題に直面します。SERLAでは社会保障と就労に関しては一体として取り組んでいく必要があると考え、社会保障・就労のページを設けています。

SERLAでは、過去のウェビナー(第4回 膠原病と社会保障・就労を考える)や、ワークショップ「病気・障害と働き方を考える」で社会保障に関することや就労に関することを扱いました。今後もこれらの課題については引き続き取り組んでいきたいと考えています。

 

障害年金に関する相談について

膠原病や関連疾患を持つ方への障害年金に関する相談の窓口を始めました。

膠原病や関連疾患においても就労が困難であるような場合には障害年金が取得できることがあります。しかし、障害年金の制度は複雑でわかりにくいことも多く、とくに膠原病などの難病で検査値等での重症度が示しにくい疾患の場合は認定されにくいといわれています。そのため申請自体をあきらめてしまうことも少なくありません。

SERLAでは、活動に理解をいただいた社会保険労務士の方と連携し、必要な方には障害年金が受給できるよう対応しております。相談に関してのみであれば相談料等はかかりません。まずはお気軽にご相談いただければと思います。*)

タイトルに「社会保障相談」と記載して、お問い合わせページからご連絡ください。

お問い合わせページはこちら

相談内容や疾患の種類・内容によっては追加でお聞きしなければならない場合や、期待する回答ができない可能性、すべての相談に対応できない可能性もありますが、改善を重ねながらたくさんの方に役立てるシステムになるように体制を整えていきたいと思います。

*障害年金等の請求代行を社会保険労務士に依頼する場合には、当該社会保険労務士事務所の規定による料金が発生することがあります。

連携社会保険労務士

あとり社会保険労務士事務所 早川靖雄 さん (https://www.atori-sr-hp.com/

「社会保険労務士ができること」(早川さんの紹介)

 

就労に関して

SERLA就労マッチングプロジェクト

 

SERLAの病気を持つ方の就労を支える取り組みとりくみとして「SERLA就労マッチングプロジェクト」を始めました。

病気によって日常生活には制限が生じますが、あきらめることをすこしでも減らし、病気があっても充実した生活を送ることができる社会を目指すひとつの取り組みです。

就労は生活を支える手段であると同時に、社会とのつながりを感じたり、生きがいを見つけたりする大切な機会でもあります。

病気になったことで、これまでの業種や就労形態では働き続けることが難しくなってしまうことがありますが、SERLAと支援者が「雇用する側」と「働く側」の想いをつなぐことで、それぞれの強みを活かした雇用を作るサポートができるのではないかと考えています。

今後イベントなどを通して、少しでも「自分に合った仕事」ができる方が増えるよう取り組んでいきたいと思います。

(2025.09.15更新)

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